なんと、本人公認のファンページです! オジェ・ジュリアン記事の和訳や、ラリー中の情報を更新しています。ぜひFacebookへ。今後はFacebookで更新していきます。
AUTOSPORTに、フォルクスワーゲンのクリス・ニッセンのインタビュー記事が載っています。
http://www.autosport.com/news/report.php/id/96407
和訳してみました。
セバスチャン・オジェが最初のWRC2012年ドライバーとして発表されたことをうけ、AUTOSPORTはモータースポーツディレクターのクリス・ニッセンに、オジェとの契約について独占インタビューを行った。
なぜセバスチャン・オジェなのですか?
その質問には、私よりもあなたがたのほうがうまく答えられるはずだ。第1に、彼は世界で5本の指に入るドライバーの1人で、素晴らしい仕事ができレースでも勝っている。
2つめに、契約面での状況により、この合意が可能になった。宝くじに当たったような気分だ。全体を見れば、彼は若く、2010年にはとても速く、2011年にはさらによかったことがわかる。彼が私たちを選んでくれたことを、とてもうれしく、また誇りに思う。
交渉は簡単でしたか?
私はそう深く関わっていない。しかし、彼がシトロエンに残らないことを決めた後、当然、彼には2つの選択肢、フォードかシトロエンがあったはずだ。フォードでは、彼をチームに招き入れるべく大いに前向きな議論があった。そして彼も2012年にチャンピオンシップで勝てるチームでドライブしたいと切に希望していた。一方で、彼はフォルクスワーゲンでの仕事がどのようなものかも見ていた。
彼は、ダカールでの最近の3勝を見てきた。また、私たちの小さなチームがWRCでシュコダを走らせているのも見ている。私たちがこの計画を最初からとても真剣に運んでいることは、皆が知っている。そして、私たちは2015年の終わりまで計画を持っている。彼の評価では、彼はフォルクスワーゲンに最も関心を持った。
私は、交渉が困難だったとか難しかったとは言いたくない。私が言いたいのは、最初の交渉から今まで、順調で前向きだったということだ。彼は周囲にも素晴らしい人がいて、賢い人間だし、私たちもこれまでにそれを感じた。昨晩、私たちは素晴らしいディナーをともにし、今朝、私が彼とジュリアン(イングラシア)をフォルクスワーゲンモータスポーツの人々に紹介したとき、とても早く溶け込んだ。彼らはすでにフォルクスワーゲンファミリーの一員だ。
契約の期間は?
私たちは、通常契約については話さない。しかし、私たちのプログラムが最短でも2015年末まであることは最初から明らかにしている。そしてその時でも彼はレースカーのドライバーとして年を取っていないから、彼がフォルクスワーゲンに残る可能性もあると思う。
彼は来年何をするのでしょう?
まず、彼は私たちの「ジュニアチーム」に加わる。そして最終的なプランはまだあがっていないが、来年WRCイベントの全てに参加したい。
シトロエンがローブで経験したような問題を、どうやって避けますか?
それはとても簡単だ。私たちはローブと契約しない。
オジェ君とジュリアンのフォルクスワーゲン加入が正式発表されました。
フォードではなく、最近噂にのぼっていたVWだったか・・・。
先日のラリーGBでオジェ君とジュリアンに直接「どこのチームに行っても応援します」と伝える機会がありました。驚いたけれど、でもその時から気持ちは変わってない。VWでも応援します!
今年5勝もしたのに、来年は車の開発に注力するから来年のチャンピオオンがないのは残念だけど。でも長期的に見て、VWが彼らにとってよい選択なのだろうし。
がんばれ!!!!
動画では30分近くにわたるジュリアンのインタビュー、第4回です。いよいよラストです~。
ドライバーとして、左側のシートに移りたいと思うことはないの?
ーTotof Cuckoo
Totof、実際に僕は2つのラリーでハンドルを握ったよ。ラリー・カルダベルで去年が初めて、そして今年もまた。これは、ただ楽しむためと、ちょっと気晴らしのためで、僕のドライバー、セブ・オジェ側の世界がどんなものかちょっとわかった。僕は自分がコ・ドライバーに向いていることを知っているし、それがフルタイムの仕事でもある。僕はセブ・オジェのようにはできない。これはとても面白い経験だったよ。そしてもちろん、みんなにも勧めるよ。ドリフトやジャンプは楽しかったからね。あまり経験してないことだし。
髪の毛チェックのために、DS3に鏡を付けた? 真面目な質問をすると、オーダーが出たときのドライバーのリアクションは多少知っているけど、あなたはどう思うの?
ーSarah Vessely(※Sarah Vesselyは女性カメラマンです)
親愛なるSarah、そうだね、ステージのフィニッシュで僕は髪型の問題を抱えていて、そこでいつも鏡が必要になるんだよ。カメラの前でバカに見えるのを避けるためにね。これが最初の質問への答えだね。2つめは・・・
オーダーがあるのは通常のことで、そしてドライバーのリアクションがメディアを通して最初に放送される。僕らは通常通りだし、チェックポイント間に仕事がたくさんあるし、車の整備や次のループや翌日のコースのための準備なんかもある。だから、カッとなっている感じはずっと少ないよ。これらのことをちょっと考える時間はある。通常は少なくとも、チーム内で意見を述べたり議論できる機会がある。午後のファイナルサービスの後の休憩時とか・・・。僕らに影響することもある。重要なのは、コ・ドライバーは、反論や自分と違う意見があったとしても、ちょっと引いて全体像を見なきゃいけないということだ。ドライバーのことを考えて、できるだけ集中することが必要だ。
数年前、あなたはお金を払って306のラリーに出ていましたね。どうやって地方ラリーからWRCに行ったの?
- Pierre-Jean. Dany
うん、コ・ドライバーのキャリア、そしてスポーツカーでのキャリアは、確実なものじゃない。経験とチャンスを掴むことの、両方が必要だ。それでも道が通じているとは限らない。僕の場合、セブ・オジェに会いに行った。その時、彼のことは知らなかったよ。アレスで行われたラリー・ジューヌのファイナリストとしか。僕は心の中でこう言った「チームに加わるぞ。ラリー・ジューヌ・チームはしっかりしたチームだ。基準はクリアしている。プロフェッショナルではないけれど、いつも規則性、ワーキング・メソド、特に前に進むという指揮を持っている」と。その後は、それがプロフェッショナルになり、活動になり、仕事となり、成功の一部というわけだよ。そして今日の僕らのポジションには、少しの幸運もあったね。
あなたはオジェの影でいるの? メディアはコ・ドライバーを忘れているけど、それは嫌じゃないの?
うん、実際コ・ドライバーは影の仕事なんだ。それはかまわないよ。僕らは考えることがたくさんあるし、ミスも許されない。考えてみてよ。一瞬手元を見失っただけで、ラリーを台無しにしてしまうんだ。自分がスポットライトを浴びないことを気にしないのは、そういうわけだよ。それでも僕はコ・ドライバーの仕事を選ぶ。コ・ドライバーはリスクを負い、通常の時間のほかにもたくさんの仕事があるからだ。夜遅くまで、ノートを見直したり、何週間もずっとたくさんの仕事に集中しなきゃいけない・・これはすごく面白い仕事だよ。だけど、そうだね。コ・ドライバーを忘れちゃいけない。
コ・ドライバーの側からみて、ターマックラリーとグラベルラリーの主な違いは?
ーPaul Germain
Hi Paul。君の質問に答えるにためには、ターマックでは、技術的なレベルで車のセットが違うことを知っておこう。つまり、より大きなホイール、非常に硬いダンパー、特に車高がすごく低くなる。グラベルでは、特殊なタイヤを使う。やわらかい地面だったり、滑りやすかったりとか、特徴によって。ダンパーやスプリングも、ラリーによってかなり変更がある。コ・ドライビングと車内でのオペレートの方法としては、グラベルはとても素晴らしいよ。ドリフトがあるからね。ドアに押しつけられたりカーブに投げだされそうになるんだ。オーストラリアとニュージーランドのステージは素晴らしいと思う。観客としても、ワイルドな景色や岩、大ジャンプが見られるよ。だから、僕が好きなのはグラベルだね。ターマックは、見た目と違ってすごく激しいよ。多分、グラベルより激しいんじゃないかな。横Gを受けながらのブレーキがあったりするから・・・。だから右側にいるコ・ドライバーとしては、とてもチャレンジングなものなのは確かだよ。
BPS Racingから最後の質問。
あなたの今後のキャリアについては?来年、英語を話したい?ドイツ語を話したい?
僕のキャリアが話題になってるね。その質問に対して多くのことが言われているのを記事で読んだよ。僕らには、シトロエンとあと2年の契約がある・・・そして君の質問に答えるとして、2年後、3年後、4年後にフォルクスワーゲンかフォードか、他のマニファクチャラーに行くとしても、僕らはフランス語を話し続けると思うね。フォードにはフランス語を話すOriole Christianがいるし、フォルクスワーゲンにも友人のFrançois-Xavier Demaisonがいる。だから、フランス語以外の言葉を話す理由はないんだよ。
ジュリアン、時間を割いてくれてありがとう。今シーズンの終盤にむけてがんばって。
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Google先生頼りなので、訳が違ってたらごめんなさい。まぁ、そんなニュアンスのことを言ってるということで(汗)。
このインタビューを行ってくれたBPS Racingに感謝!
それにしても、年250日も家を離れていたり、ラリー前から準備の仕事があり、ラリーではレッキからフィニッシュまでずっと集中しなきゃいけなくて、夜遅くまでノートの見直しなどいろんな作業があり、ラリー後もいろんな仕事があり・・・コ・ドライバーって大変なお仕事だなと・・・。
来年イギリスのチームなのかドイツのチームなのかはわからないけど、オジェ君&ジュリアンにとってよい方向に進むことを祈ります。Let's wait and see what happens.
ジュリアンのロングインタビュー、第3回です。ファンからの質問にも答えてますよ~。
第1回はこちら。
第2回はこちら。
あなたが使っているStiloやSabeltの製品についてはどう思う?
StiloとSabeltは、セブとキャリアを始めたときからの付き合いだ。ジュニアから現在に至るまで。シトロエンレーシングが長年使ってきたブランドでもある。だから、証明されたブランドだよ。個人的にも使っている。すごくよいし、満足しているし、製品の質も高い。レースをやっていると、これらのサプライヤーと交流することがある。僕らの感触を伝えて製品にも少し変更が加えられるのは、興味深いよ。
インターネット上のユーザーからの質問の前に、インターネットでは、ラリー・ド・フランスの勝利を祝う反応がたくさんあったよ(※Facebookで質問を募集していたのです)・・・また、あなたが女性のファンをひき付けていることにも気付いたんだけど、それについてはどう思う?
そのようだね(笑)。それはFacebookの統計からだよね(笑)。ぼくは、それについては多くは語らないよ。いつでもうれしいよ・・・Facebook以外は、そうでもないよ(笑)
(※この質問に答えてるジュリアンの様子がかわいい(´Д`) 動画の15:00~です)
インターネットユーザーからの質問。
Hi ジュリアン、コ・ドライビングを始めたい人にはどんなアドバイスをする?
ーJeremy Race Ricol
そうだね、Jeremy。コ・ドライビングの学校に行く必要はないんだ。フランスにはいろんな人によって開発されたコースがあることは知ってるけど・・・もし君が本当にコ・ドライビングを楽しみたい、そしていつかキャリアとしてやりたいなら、すぐに正しい規則性を仕事に取り入れることだ。小さな地方ラリーをやる場合でも、国際ラリーと同じような取り組みをしなきゃいけない。コースでは、グラベルでの経験を多く積むことが重要だよ。そしてアスファルトでは、できるなら何人かのドライバーと異なったアプローチを試みることだ。僕は講習をおこなっていた。残念ながら時間の制約があってそれを続けることができないけど。国際競技では、ドライバーとコドライバー間の規則性を作り出すことが必要なんだ。君が自分だけのやり方を学んでも意味がないからだ。別の仕事の仕方をする人と組むこともある。だから、ドライバーと組む機会があるなら、すぐにノート作成、ナビゲーションの仕方、etc、ラリーへのアプローチを身につけることだよ。レースをしないほど、ミスをしてしまうんだ。
ジュリアン、アルザスでのラリーを楽しんだ?どんな感じだった?
ー Carine Christen
Carine、今年は本当に特別なラリーだったよ。特に天気がよかったから。僕らは、アルザスではそういうのには慣れてないんだ(笑)。だけど、その週末はものすごいプレッシャーを背負っていた。ローブのリタイヤの後は、何よりも、僕らの肩にシトロエンの希望が乗ってたのだから。フランス、特にPSAグループ車の製造地では、信じられないことだったよ。シトロエンが勝たなきゃいけない。だから僕らには大きなプレッシャーがあった。ポディウムの頂点でフィニッシュできて、とてもうれしかったよ。アルザスで行われたレセプションもすごく楽しかった。本当によい思い出だよ。
セバスチャンとあなたの間の、一番よい思い出は?また最悪の思い出は?
ー Nicolas Bonnet / Leo Occhipinti
これまでのラリーの中から、ベストの記憶を取り出すのは難しいね。でも、忘れられない2つのラリーがあるよ。1つは、2010年のモンテカルロだ。僕らが勝ったわけじゃないけど、勝てそうだったし、一生懸命がんばったんだ。すごいバトルだったよ。ちょっとしたメカニカルトラブルがあって完走できなかったけど、後悔はないよ。少なくとも僕らはベストを尽くして、本当によいタイムを出してたんだ。もう1つはラリー・ニュージーランドだ。さっきも言ったけど、ソルベルグ、ローブ、ラトバラとの初めてのバトルだったんだ。初めてのラリー・ニュージーランド参戦で、僕らのキャリアにおいて勝利に向けて戦うことができた大事なステップだった。
最悪のラリーの思い出は・・・やっぱりキプロスだよ。そこでは、ちょっとつらい時間があった。複雑で風が強いラリーで、ステージ自体もあまり僕の好みじゃなかった。それに、僕は大ポカをやらかしてしまったんだ。レッキで道を間違って、違う道のノートを作ってたんだよ。その道は後でコースと交わるんだけど・・・僕らはレースまで気付かなかったんだ。「全開右・クレスト」とコールしたんだけど、そこにはマーシャルの4駆が止まっていた・・・今後のキャリアにも汚点を残したよ。
※間違ったノートのために、ジャンクションで逆に行ってしまったオジェ&ジュリアンの動画
WRC Cyprus 2009 Ogier overshoot the junction
来年もオーダーがあるの?
ーScrapper Motte
来年のオーダーがあるかって?どんなときでも命令はあるよ。チームを尊重しなければならないという意味のことが契約書に書いてあるんだ。これは普通のことだよ。来年の目的については、僕らのボスに聞いてよ。
ワールドチャンピオンは正当なものだと思う?それともあなた達がスローダウンしたおかげだと思う?
ーAnto Monconduit
Anto、ワールドチャンピオンは正当なものだよ・・・。今年はあとスペインとイギリスが残っていて、その2戦はまだわからない。ローブがチームにとって優先されるとプレスの前で言われたことは知っている。だから、僕らはラリーに集中するようがんばるよ。その後はどうなるか様子を見てみよう。
あなたは、フィンランドの雰囲気、緊張、プレッシャーはほかのラリーとは異なると言ったけど、それはなぜ?
ーChris
Hi、クリス。フィンランドは、リスクをおわなきゃいけないラリーだから、特別なんだ。どこも高速でゆるめることができない。常にスピードを保ってないといけない。それにもちろん、ストレートだけでなくカーブですら、ジャンプする箇所があるんだ。経験が必要とされるラリーだから、毎年、ノート、車のポテンシャルへの理解、ドライバー、コ・ドライバーとしてのポテンシャルを改善していく必要がある・・・そしてそこでは、クルー全員がプレッシャーを感じるんだ。だけど、フィンランドでは、皆が集中していて、マキシマムの能力を引きだそうと努力している点で、かなり違った雰囲気を感じるよ。ミスをしないことが重要で、ある意味危険もあるし、特に勝ちたいし、ステージ間の違いが少ないという点でターマックラリーとも似ている。ラリーフィンランドでは、体調を整えてメンタルも強くないとね。
ーーーー
まだ続きます。多分、次でラスト。
追記:
その4はこちら
フランスのスポーツ紙レキップが、オジェ君のシトロエン離脱がほぼ確実だという記事が載ってるそうです。
ソースは、そこから引用しているEurosport(仏)の記事から。Google翻訳の英訳を元にしてるので、間違ってたらごめんなさい。
Hirvonen à la place d'Ogier chez Citroën?
http://www.eurosport.fr/rallye/hors-piste/2009/hirvonen-chez-citroen_sto3000504/story.shtml
→Google翻訳の英訳
レキップによると、セバスチャン・オジェは2013年まで契約があるものの、ほぼ確実にシトロエンを離脱し、フォードかフォルクスワーゲンに移る。シトロエンは、フォードとの契約が切れるミッコ・ヒルボネンを獲得するようだ。
セバスチャン・オジェは、セバスチャン・ローブのワールドタイトル連覇のために道を譲らなければならなかったことに落胆している。2013年まで契約があるものの、フォードとの契約がほぼ完了していると見られる。フォルクスワーゲンも、ローブを獲得しようとした後、オジェに目を向けている。シトロエンは、チャンピオンシップ2位でフォードとの契約が切れるヒルボネンを狙っている。
チームからの公式発表はないが、否定もしていない。オジェのマネージャーのキム・バタネンは、「ミッコのシトロエン入りはぼぼ決まっていると思う」と述べた。ヒルボネンの代理人ティモ・ヨウキは、ヒルボネンとシトロエンの交渉を認め、「ひとつ確かなことがある。オジェはシトロエンを去る」と述べた。シトロエンはラリー・グレートブリテンの後に正式発表をする予定だ。
Sébastien n’a jamais pété un câble
(セバスチャンは決して切れたりしない)
http://www.sport24.com/auto-moto/rallye/actualites/sebastien-n-a-jamais-pete-un-cable-509919
→google翻訳
スペインでのレッキの後、ジュリアン・イングラシアのインタビューを行い、セバスチャン・オジェとの関係、そして2011年シーズンの論争について聞くことができた。
ジュリアン、どんな経緯でセバスチャンと出会ったの?
ストーリーは、2005年の終盤から始まるんだ。セバスチャン・オジェはラリー・ジューヌ(※若手ドライバー育成プログラム)で最終選考に選ばれた。僕はその近辺に住んでいたので、よいきっかけになるかもしれないと思ったんだ。セバスチャンのコ・ドライバーになりたいとプジョーに伝えた。彼らは同意してくれた。僕はアルプスの彼の家に会いに行って、よい感触をえた。2006年の4月、僕らのコラボレーションが始まった。
彼との関係はうまくいってる?
最初は、僕らの関係はわざと作られたものだった。だけど、流れはすぐによくなったよ。僕らは、ラリー・ジューヌは賭けるにはよいカードだって知っていたし。僕らは次第に友人になったんだ。
ドライバーとコ・ドライバーは、よい関係を築くために友達になる必要があるの?
必ずしもそうではないよ。それに、WRCで今起きていることを見れば、そうじゃないクルーの例があるのもわかるよね(笑)。だけど、僕らは1年に200日以上も家を離れて競技に出ていて、ほとんど1日中いっしょにいるんだ。相手を理解できなかったら、地獄だよね。僕らは2人のキャラクター間によいバランスを見つけられたから、ラッキーだよ。
オジェのキャラクターについてだけど。僕らは、彼が頑固だって知っている。彼がシトロエンのチームストラテジーを批判したとき、あなたはどうするの?
コ・ドライバーの役割は、ただノートを読むことだけではないということを理解していなければならない。僕の仕事は、セバスチャンが100%ドライビングに集中できるようにすることでもある。僕は彼のコ・ドライバーだし、彼が何か言ったときは、僕は彼と議論することをためらわない。だけど、これらの話はレースの状況に基づいて考える必要があるよ・・・。
今シーズン、セバスチャンとあなたのメディアへの露出についてはどう思う?
注目を浴びるのは、2人にとって新しい経験だよ。最近は僕らの武器についてコミュニケーションを取らなければならなかった。森の中を時速180kmで走る車の中にいるってことは、ものすごいリスクを背負っているということを知ってほしい。ステージを終えてくたくたになっているときに、チームの作戦があると知る。興奮して、言葉を見つけるのが難しいこともあるよ。メディアはあることを書きたがる。スポーツでも、政治のような他の分野と同じだよ・・・僕らは対処しなきゃいけない。セバスチャンは後でちゃんと答えている。彼は発言をひっくり返さない。だけど、メディアに対しては、ワインを水で薄めなきゃいけないね(※言葉を選べってことかな?)
競技中に緊張が走ったことはある?
いいや。彼は決して切れたりしないんだ(笑)! 口調が上がってきたときは、その全体を知らなきゃいけない。セバスチャンは、誰よりも計算ができる人で、起こっていることを常に分析できている。キプロス・ラリーをのぞいては。レッキで、僕らは間違いをおかし、SSでも同じミスをしたんだ。時速140kmで飛び込んだら、僕らの目の前にマーシャルの4駆が止まっていた。ギリギリかわすことができたけど。僕はノートに集中していて、ほとんど見ていなかった。セブはすごく興奮していた。その後は、彼は出かけていって、ほとんど落ち着いたよ。僕は、週末全体を振り返るほうがよかったね。この話をしたけど、これがいつもってわけじゃないよ! 僕らはお互いを信頼しているし、信頼関係を覆すような出来事はこれまでないよ。
スペインでの目標について教えて。ローブは、今週末戻ってくると言っているね。シトロエンのポジションも理解できる。あなたたちはスローダウンするってこと?ーーーー
(※ この部分、Google 翻訳でもあまりうまく訳せてませんので、違う意味だったらすみません)
いいや。目的は、ヒルボネンとシトロエンの戦いなんだ。1台に対して2台の戦いだ。もう1台がギャップを広げるために、1台がブロックする。もしローブをパスしなければならないことがあるなら、ラリーの終わりだよ。だけど、最近のレースではいろんなことが起きているから、何があるかわからないね。
Ingrassia impresses Ogier behind the wheel
(イングラシア、運転でオジェを感心させる)
http://www.wrc.com/news/archive/ingrassia-impresses-ogier-behind-the-wheel/?fid=15594
エースナビゲーターは、モンペリエの北で行われたラリー・デ・カルダベルに参戦した。彼は、最終ステージフィニッシュの3km手前で、メカニカルトラブルのために完走できなかったが、彼のタイムとジャンプシーンの写真がオジェを感心させたと述べる。
「昨年僕が、別のドライバーと一緒に出ることになったとき、セバスチャンは僕のことをすごくからかったんだ。僕のコ・ドライバーになりたいか彼に聞いたとき、答えはもらえなかったけど、NO!だってわかるよ」
「今回、空中高くジャンプしてるところとか、よい写真を何枚かセバスチャンに見せることができた。それでいくらか尊敬が得られたよ」
イングラシアは、Thomas DelardのナビゲートでシトロエンC2 R2 Maxに乗り、シートのスイッチを楽しんだと語った。
「2度目のラリーとしては、それほど悪くなかったよ」
「ブレーキを強く、まっすぐに踏まなければならないことを、セバスチャンから学んだ。ペースノートは、確実にアドバンテージだったね。特に日曜の霧の中では。僕は自分のペースノートを信じていたから、いくつかよいタイムを出せたよ」
将来もほかのラリーに出るかどうか聞かれ、「またやるだろうね。でも遊びのためだよ。グラベルラリーだろうね。ターマックラリーでは自信が持てるかどうかわからないから」と答えた。
オジェは、「正直に言って、彼のタイムには驚いた。去年からものすごく良くなっている。ラリーの前に、僕のウェブサイトで彼について少し取り上げて、もし彼をラリーでフォローするには、最終のタイムを見なければと言ったんだ。だけど、彼は悪くなかったし、楽しんだようだ」と語った。ーー
ラリー・ド・フランスで優勝を決めた後、ラリー・ラジオのコリンがジュリアンにインタビューしていました!
音声はこちら。
コリン パルドン(フランス語ですみません)、ベックス。ジュリアン・イングラシアです。ジュリアン、お疲れ様。今週末はプレッシャーもあったでしょう。でもうまく対処したよね。すごく冷静だったよね。
ジュリアン うん、僕らが背負ってたプレッシャーはわかるよね。ミスをせずに確実に走れたから、よかったよ。とても難しかったけど。素晴らしい勝利だったよ。セブ・ローブが僕らと争わず、連勝できなかったのはシトロエンにとって残念だったね。だけど仕方ない。僕らが今週末勝った。すごくうれしいよ
コリン チャンピオンシップで勝てる?
ジュリアン ・・・
コリン いつタイトルを取れるの?
ジュリアン ジョーカー
コリン ジョーカー(笑)。どういう意味?(笑)。お疲れ様、お疲れ様、ジュリアン(笑)
ーーーーー
フランス人の友人が教えてくれたのですが、「ジョーカー」は「答えられない/答えたくない」ときに使う表現だそうです。
これは、昨年キミ・ライコネン公式サイトで掲載された動画。2010年ラリー・トルコのものです。通常、キミの公式動画は、ラリーのハイライト映像をまとめたものなのだけど、このときは、コドラのカイさんがドライバーとコ・ドライバーの仕事内容をわかりやすく説明しています。
Hi! 僕は、キミのコ・ドライバーのカイ・リンドストロームだよ。
ラリーではどんなことがあるのか、みんなに説明しよう。ラリー開催地には、遅くても月曜には着くよ。
火曜の朝早くから仕事をしなきゃいけないからね。火曜と水曜は、レッキをする。 レッキとは、スペシャルステージを2回走行できる下見のことだよ。
1日がとても長くて、ホテルに戻るのは夕方になるんだ。
だけど残念ながら、仕事はまだ終わらない。その後数時間、僕はノートを清書しなきゃいけない。 飛ばしてるときにノートを読めるようにしないといけないからね。
その後、僕らはビデオで全ステージを見て、速く走るために何も問題がないか、チェックするんだ。
木曜日はシェイクダウンだ。
チームは、ラリーごとに車を組み立て直すんだ。
そしてシェイクダウンで、僕らは車が正しく動くか確かめるために、テストをする。また、ラリー中に雨が降るかもしれないから、別のセッティングもテストするんだ。
レッキでステージをチェックした後なので、別のサスペンション・セッティングも試すことができる
木曜は、プレス・デイでもある。そして夕方には、セレモニアル・スタートか、スーパーSSがあるよ。
セレモニアル・スタートには、多数のVIPゲストが訪れる。
そして、スターティング・ポディウムを通ってスタートするんだ。ファンに手を振る機会でもあるね。金曜の朝に、ラリーのドライビングが始まる。 早朝5時にスタートするラリーだってあるんだ。
最初のステージには、8時頃着くよ。
1日は長いよ。8つのスペシャルステージをドライブするんだ。
ステージの合間に、サービスパークに行く。 チームは車をメンテするために、次のステージに行く前に最大30分時間があるんだ。
夜、9時にホテルに戻るよ。どこにいるかにもよるけど。
僕らは、3日間走り続ける。だから、1つのラリーを走り終えるためには、すごく体力が必要なんだ。
日曜日は、ラリーの最終日だ。フィニッシュした後はすごく疲れているから、できるだけ早く家に帰りたいよ。
手短に言えば、ラリー週末はとってもタフで、やることがいっぱいあるんだ。だから街や博物館なんかを観光する時間はないよ。
家に戻ったら、次のラリーに集中しはじめるよ。
スバル・モータースポーツ・マガジンで、ペター・ソルベルグのコ・ドライバーをつとめていたフィル・ミルズのお仕事内容を紹介しています。コドラさんのお仕事内容を知るのに役立ちます。
スバルが2008年末にWRCから撤退して、もうすぐ3年・・・。このサイトがいつまで残っているのかわかりませんが・・・。
コドラの仕事を挙げると、
・コースの確認
・レギュレーションの確認
・レッキスケジュールの計画
・ペースノートの記録
・ペースノートの読み上げ
・サービススケジュールの把握
・タイヤ選択の作戦
・クルーとの連絡
・タイミングの責任
・給油、タイヤチョイスの責任
・ドライバーの緊張をほぐす
「大変な割にあまり報われない仕事と言える~コ・ドライバーが名を知られるようになるときは、ミスを犯したときだけかもしれない」
確かに・・・。とにかく、コドラはドライバーがドライビングに集中できるよう、ほかのあらゆる雑務を引き受けるって感じですね。そしてドライバーが注目を集める存在なのに対して、コドラさんの仕事は地味。でも、コドラがいなかったらドライバーは何もできないわけで。ラリーは2人で1クルーですから!
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フィルは2010年途中でコ・ドライバーを引退したため、2010年ラリー・ブルガリアからはクリス・パターソンさんがペターのコドラをつとめています。
WRCの放送ではおなじみの、ピー音。クラッシュした時に、ドライバーが思わずNGワードを言ってしまったときに、代わりに当てられる音声ですね。
WRCの放送を編集する人は、ドライバー/コ・ドライバーの母国語のNGワードを網羅していないといけないから大変だな-。
と思ってたら、たまには漏れがあるようで・・・。
奇しくも、2011年ラリー・オーストラリアDAY1で2台ともクラッシュしてしまったシトロエン。NGワードがそのまま消されずに残っている映像がありました。
さらに、NGワードを言っているのが、どちらの場合もコ・ドライバーのほう・・・珍しいかも?
SS4でローブが5回転。
このとき、ローブはスプリットタイムを確認していたため、コーナーでブレーキングが遅れてしまったのです。
「(スプリットを)みたよ」とローブが言ったので、回ってる最中にエレナが「スプリットのクソッタレ」と言ってるそうで。merde(メルド)って、英語のSh*tに当たる言葉。
ローブのデイリタイヤが決定して、優勝フラグ。これでチャンピオンシップ25点差が一気に同点になるかと思われたオジェ。こちらもSS6でスピンして木をヒット。ラジエーターを破損してデイリタイヤ。
ジュリアンが「アー ピュタン!」と言ってます。フランス語のputain(ピュタン)は意味としては英語のb*tchに当たる言葉だそうですが、「チクショー」の意味で、なにか失敗したときに言うらしい。
上の動画は有料チャンネルのMotors TVのもの。欧州ではこのほか、ESPNでもWRCを放送しています。ESPNのほうでは、ジュリアンのピュタンは「ピー」に代わってました(笑)。
ちなみに、英語でも若者がF*cking goodのように使ったり、意味もなくf*ckを多用するように、フランス語でも若者が「すっごい」の意味でputainを使ったりするそうです。また、フランス語で「がんばって」の意味のBonne Chance ! この代わりに、Merdeを使ったりすることもあるそうで。
→生きたフランス語見聞録:Merde ! = Bonne chance ! - livedoor Blog(ブログ)
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追記:ラリー・スウェーデンの放送を見直していたら、ジュリアンのNGワード発言があったことに気付いた。こちらの映像の@0:50頃~ このときは割と静かに「ピュターン」って言ってますね(^^;
ラリー中、ドライバーとコ・ドライバーは同じ車内で過ごしますが、両者の仕事はまったく別物。ペター・ソルベルグのコ・ドライバー、クリス・パターソンに密着した映像があるので、それを見ると、コ・ドライバーのお仕事内容がよくわかります!
Access All Areas(日本だと「ラリーのすべて」という番組名でJ-Sportsで放送されてます)の2011年ラリー・アルゼンチン編。
↓日本語版。そのうち消されそうな・・・。22分45秒あたりから
↓英語版(YouTube) 1分50秒あたりから
続き
信じられないようなスピードとものすごい振動のなかでペースノートを読むことだけでも相当大変なのに。もちろん、それ以外にもタイムのチェックや、リフューエルやタイヤの状況の把握やパンクへの対応など、ほんとうに様々な仕事があるし、時にはドライバーの代わりにメディアやファンに対応することまで! いやはや、本当に大変なお仕事・・・。
コ・ドライバーの仕事については、こちらの投稿もご参考に。
コ・ドライバーに必要な能力とは