2011年5月29日日曜日

【2011ラリー・アルゼンチン】ラリー後記者会見

2011年第6戦アルゼンチン。
DAY2で首位に立ち、43.7秒のリードを築いていたオジェ&ジュリアン。DAY3は日の出と共に、48kmの超ロングステージから始まりました。ステージの残り900m地点でまさかの横転。パワーステアリングを破損して、ローブ、ヒルボネンに抜かれて3位という結果でした。パワステなしだと1kmあたり2~3秒はロスするので、かなり大変だったかと・・・。
優勝 セバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ
2位 ミッコ・ヒルボネン/ヤルモ・レーティネン
3位 セバスチャン・オジェ/ジュリアン・イングラシア


ジュリアンの質疑応答の内容

ジュリアン、ダメージを受けて、もう終わりだと思った?
あれは高速で、ステージのフィニッシュのわずか手前で起きたんだ。だから、僕らはただフィニッシュまでドライブした。ダメージはそうひどくはないけど、パワーステアリングがダメだとわかったとき、1位をキープするのは難しいだろうと思った。数秒ロスするのはわかっていた。
次の3ステージを走りきり、タイムを失い続けるのは厳しかった?もうポディウムには上がれないだろうと思った?
いいや。もしミスをしなければ、ポディウムに上がれるとわかっていた。だけど、これらの状況ではチームのことも考えなければいけなかったし、目的は車をサービスまで持ちかえることだった。ミッコとヤルモに近づけるかもしれないと期待したが、この状況では、車をドライブすることが難しすぎた。セバスチャンの腕も熱くなっていたから、僕らはとにかくフィニッシュしなければならなかった。