2011年9月15日木曜日

フランス語のNGワード

WRCの放送ではおなじみの、ピー音。クラッシュした時に、ドライバーが思わずNGワードを言ってしまったときに、代わりに当てられる音声ですね。

WRCの放送を編集する人は、ドライバー/コ・ドライバーの母国語のNGワードを網羅していないといけないから大変だな-。

と思ってたら、たまには漏れがあるようで・・・。

奇しくも、2011年ラリー・オーストラリアDAY1で2台ともクラッシュしてしまったシトロエン。NGワードがそのまま消されずに残っている映像がありました。

さらに、NGワードを言っているのが、どちらの場合もコ・ドライバーのほう・・・珍しいかも?

SS4でローブが5回転。
このとき、ローブはスプリットタイムを確認していたため、コーナーでブレーキングが遅れてしまったのです。

「(スプリットを)みたよ」とローブが言ったので、回ってる最中にエレナが「スプリットのクソッタレ」と言ってるそうで。merde(メルド)って、英語のSh*tに当たる言葉。

ローブのデイリタイヤが決定して、優勝フラグ。これでチャンピオンシップ25点差が一気に同点になるかと思われたオジェ。こちらもSS6でスピンして木をヒット。ラジエーターを破損してデイリタイヤ。

ジュリアンが「アー ピュタン!」と言ってます。フランス語のputain(ピュタン)は意味としては英語のb*tchに当たる言葉だそうですが、「チクショー」の意味で、なにか失敗したときに言うらしい。

上の動画は有料チャンネルのMotors TVのもの。欧州ではこのほか、ESPNでもWRCを放送しています。ESPNのほうでは、ジュリアンのピュタンは「ピー」に代わってました(笑)。

ちなみに、英語でも若者がF*cking goodのように使ったり、意味もなくf*ckを多用するように、フランス語でも若者が「すっごい」の意味でputainを使ったりするそうです。また、フランス語で「がんばって」の意味のBonne Chance ! この代わりに、Merdeを使ったりすることもあるそうで。
生きたフランス語見聞録:Merde ! = Bonne chance ! - livedoor Blog(ブログ)

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追記:ラリー・スウェーデンの放送を見直していたら、ジュリアンのNGワード発言があったことに気付いた。こちらの映像の@0:50頃~ このときは割と静かに「ピュターン」って言ってますね(^^;

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