2011年10月30日日曜日

ラリー・デ・エスパーニャから動画2本

第11戦ラリー・デ・エスパーニャは、最終日にエンジントラブルでリタイヤという残念な結果に終わりましたが、スペインでジュリアンが登場する動画を2本ご紹介。

1つめは、ラリー・ラジオのレポーター、コリンがレッキ中のドライバーにインタビューをしている動画。

13分頃~。オジェ君&ジュリアンが登場します。
インタビューに答えるオジェ君。
13:28~。フランスでの勝利を楽しんだ?との質問に
「素晴らしかった。観客もたくさんいて、雰囲気もとてもよかった。勝ててうれしかったよ」と答えるオジェ君。
オジェ君が答えてる間、手持ちぶさたにしていたジュリアンが、突然割り込み
「夜遅くまで楽しんだぜ~」と(笑)。
オジェ君が模範解答しかしないから、思わず言いたくなってしまったのでしょうか。ジュリアン、面白い人(´∀`)

2本目は、DAY3のエンジントラブル後、オジェ君ではなくジュリアンがインタビューに答えてトラブルを説明する動画。結果はすごく残念・・・これで2011年タイトルの可能性は数字上も消えてしまいました(涙)。

「直線で、エンジンが壊れてしまった。何の警告表示もなかったから、ただのエンジン故障だ」
「2度のパンクで、厳しい週末だったね。チャンピオンシップも終わりだが・・・」

「うん、望んでなくてもそういう時もある。このラリー、そして今年は、僕らの番ではなかった。来年もっと強くなって戻ってくるよ」

来年戻ってくる・・・ということは、来年テストしかないVWではないってことかな???

2011年10月27日木曜日

ジュリアン・イングラシアの何でも聞いちゃって -その4

 

動画では30分近くにわたるジュリアンのインタビュー、第4回です。いよいよラストです~。

第1回はこちら
第2回はこちら
第3回はこちら

ドライバーとして、左側のシートに移りたいと思うことはないの?
ーTotof Cuckoo
Totof、実際に僕は2つのラリーでハンドルを握ったよ。ラリー・カルダベルで去年が初めて、そして今年もまた。これは、ただ楽しむためと、ちょっと気晴らしのためで、僕のドライバー、セブ・オジェ側の世界がどんなものかちょっとわかった。僕は自分がコ・ドライバーに向いていることを知っているし、それがフルタイムの仕事でもある。僕はセブ・オジェのようにはできない。これはとても面白い経験だったよ。そしてもちろん、みんなにも勧めるよ。ドリフトやジャンプは楽しかったからね。あまり経験してないことだし。

髪の毛チェックのために、DS3に鏡を付けた? 真面目な質問をすると、オーダーが出たときのドライバーのリアクションは多少知っているけど、あなたはどう思うの?
ーSarah Vessely
(※Sarah Vesselyは女性カメラマンです)
親愛なるSarah、そうだね、ステージのフィニッシュで僕は髪型の問題を抱えていて、そこでいつも鏡が必要になるんだよ。カメラの前でバカに見えるのを避けるためにね。これが最初の質問への答えだね。2つめは・・・
オーダーがあるのは通常のことで、そしてドライバーのリアクションがメディアを通して最初に放送される。僕らは通常通りだし、チェックポイント間に仕事がたくさんあるし、車の整備や次のループや翌日のコースのための準備なんかもある。だから、カッとなっている感じはずっと少ないよ。これらのことをちょっと考える時間はある。通常は少なくとも、チーム内で意見を述べたり議論できる機会がある。午後のファイナルサービスの後の休憩時とか・・・。僕らに影響することもある。重要なのは、コ・ドライバーは、反論や自分と違う意見があったとしても、ちょっと引いて全体像を見なきゃいけないということだ。ドライバーのことを考えて、できるだけ集中することが必要だ。

数年前、あなたはお金を払って306のラリーに出ていましたね。どうやって地方ラリーからWRCに行ったの?
- Pierre-Jean. Dany

うん、コ・ドライバーのキャリア、そしてスポーツカーでのキャリアは、確実なものじゃない。経験とチャンスを掴むことの、両方が必要だ。それでも道が通じているとは限らない。僕の場合、セブ・オジェに会いに行った。その時、彼のことは知らなかったよ。アレスで行われたラリー・ジューヌのファイナリストとしか。僕は心の中でこう言った「チームに加わるぞ。ラリー・ジューヌ・チームはしっかりしたチームだ。基準はクリアしている。プロフェッショナルではないけれど、いつも規則性、ワーキング・メソド、特に前に進むという指揮を持っている」と。その後は、それがプロフェッショナルになり、活動になり、仕事となり、成功の一部というわけだよ。そして今日の僕らのポジションには、少しの幸運もあったね。

あなたはオジェの影でいるの? メディアはコ・ドライバーを忘れているけど、それは嫌じゃないの?
うん、実際コ・ドライバーは影の仕事なんだ。それはかまわないよ。僕らは考えることがたくさんあるし、ミスも許されない。考えてみてよ。一瞬手元を見失っただけで、ラリーを台無しにしてしまうんだ。自分がスポットライトを浴びないことを気にしないのは、そういうわけだよ。それでも僕はコ・ドライバーの仕事を選ぶ。コ・ドライバーはリスクを負い、通常の時間のほかにもたくさんの仕事があるからだ。夜遅くまで、ノートを見直したり、何週間もずっとたくさんの仕事に集中しなきゃいけない・・これはすごく面白い仕事だよ。だけど、そうだね。コ・ドライバーを忘れちゃいけない。

コ・ドライバーの側からみて、ターマックラリーとグラベルラリーの主な違いは?
ーPaul Germain
Hi Paul。君の質問に答えるにためには、ターマックでは、技術的なレベルで車のセットが違うことを知っておこう。つまり、より大きなホイール、非常に硬いダンパー、特に車高がすごく低くなる。グラベルでは、特殊なタイヤを使う。やわらかい地面だったり、滑りやすかったりとか、特徴によって。ダンパーやスプリングも、ラリーによってかなり変更がある。コ・ドライビングと車内でのオペレートの方法としては、グラベルはとても素晴らしいよ。ドリフトがあるからね。ドアに押しつけられたりカーブに投げだされそうになるんだ。オーストラリアとニュージーランドのステージは素晴らしいと思う。観客としても、ワイルドな景色や岩、大ジャンプが見られるよ。だから、僕が好きなのはグラベルだね。ターマックは、見た目と違ってすごく激しいよ。多分、グラベルより激しいんじゃないかな。横Gを受けながらのブレーキがあったりするから・・・。だから右側にいるコ・ドライバーとしては、とてもチャレンジングなものなのは確かだよ。

BPS Racingから最後の質問。
あなたの今後のキャリアについては?来年、英語を話したい?ドイツ語を話したい?
僕のキャリアが話題になってるね。その質問に対して多くのことが言われているのを記事で読んだよ。僕らには、シトロエンとあと2年の契約がある・・・そして君の質問に答えるとして、2年後、3年後、4年後にフォルクスワーゲンかフォードか、他のマニファクチャラーに行くとしても、僕らはフランス語を話し続けると思うね。フォードにはフランス語を話すOriole Christianがいるし、フォルクスワーゲンにも友人のFrançois-Xavier Demaisonがいる。だから、フランス語以外の言葉を話す理由はないんだよ。

ジュリアン、時間を割いてくれてありがとう。今シーズンの終盤にむけてがんばって。

ーーーー
Google先生頼りなので、訳が違ってたらごめんなさい。まぁ、そんなニュアンスのことを言ってるということで(汗)。
このインタビューを行ってくれたBPS Racingに感謝!

それにしても、年250日も家を離れていたり、ラリー前から準備の仕事があり、ラリーではレッキからフィニッシュまでずっと集中しなきゃいけなくて、夜遅くまでノートの見直しなどいろんな作業があり、ラリー後もいろんな仕事があり・・・コ・ドライバーって大変なお仕事だなと・・・。

来年イギリスのチームなのかドイツのチームなのかはわからないけど、オジェ君&ジュリアンにとってよい方向に進むことを祈ります。Let's wait and see what happens.

2011年10月26日水曜日

ジュリアン・イングラシアの何でも聞いちゃって -その3

ジュリアンのロングインタビュー、第3回です。ファンからの質問にも答えてますよ~。

第1回はこちら
第2回はこちら

あなたが使っているStiloやSabeltの製品についてはどう思う?
StiloとSabeltは、セブとキャリアを始めたときからの付き合いだ。ジュニアから現在に至るまで。シトロエンレーシングが長年使ってきたブランドでもある。だから、証明されたブランドだよ。個人的にも使っている。すごくよいし、満足しているし、製品の質も高い。レースをやっていると、これらのサプライヤーと交流することがある。僕らの感触を伝えて製品にも少し変更が加えられるのは、興味深いよ。

インターネット上のユーザーからの質問の前に、インターネットでは、ラリー・ド・フランスの勝利を祝う反応がたくさんあったよ(※Facebookで質問を募集していたのです)・・・また、あなたが女性のファンをひき付けていることにも気付いたんだけど、それについてはどう思う?
そのようだね(笑)。それはFacebookの統計からだよね(笑)。ぼくは、それについては多くは語らないよ。いつでもうれしいよ・・・Facebook以外は、そうでもないよ(笑)

(※この質問に答えてるジュリアンの様子がかわいい(´Д`) 動画の15:00~です)

インターネットユーザーからの質問。
Hi ジュリアン、コ・ドライビングを始めたい人にはどんなアドバイスをする?
ーJeremy Race Ricol
そうだね、Jeremy。コ・ドライビングの学校に行く必要はないんだ。フランスにはいろんな人によって開発されたコースがあることは知ってるけど・・・もし君が本当にコ・ドライビングを楽しみたい、そしていつかキャリアとしてやりたいなら、すぐに正しい規則性を仕事に取り入れることだ。小さな地方ラリーをやる場合でも、国際ラリーと同じような取り組みをしなきゃいけない。コースでは、グラベルでの経験を多く積むことが重要だよ。そしてアスファルトでは、できるなら何人かのドライバーと異なったアプローチを試みることだ。僕は講習をおこなっていた。残念ながら時間の制約があってそれを続けることができないけど。国際競技では、ドライバーとコドライバー間の規則性を作り出すことが必要なんだ。君が自分だけのやり方を学んでも意味がないからだ。別の仕事の仕方をする人と組むこともある。だから、ドライバーと組む機会があるなら、すぐにノート作成、ナビゲーションの仕方、etc、ラリーへのアプローチを身につけることだよ。レースをしないほど、ミスをしてしまうんだ。

ジュリアン、アルザスでのラリーを楽しんだ?どんな感じだった?
ー Carine Christen

Carine、今年は本当に特別なラリーだったよ。特に天気がよかったから。僕らは、アルザスではそういうのには慣れてないんだ(笑)。だけど、その週末はものすごいプレッシャーを背負っていた。ローブのリタイヤの後は、何よりも、僕らの肩にシトロエンの希望が乗ってたのだから。フランス、特にPSAグループ車の製造地では、信じられないことだったよ。シトロエンが勝たなきゃいけない。だから僕らには大きなプレッシャーがあった。ポディウムの頂点でフィニッシュできて、とてもうれしかったよ。アルザスで行われたレセプションもすごく楽しかった。本当によい思い出だよ。

セバスチャンとあなたの間の、一番よい思い出は?また最悪の思い出は?
ー Nicolas Bonnet / Leo Occhipinti
これまでのラリーの中から、ベストの記憶を取り出すのは難しいね。でも、忘れられない2つのラリーがあるよ。1つは、2010年のモンテカルロだ。僕らが勝ったわけじゃないけど、勝てそうだったし、一生懸命がんばったんだ。すごいバトルだったよ。ちょっとしたメカニカルトラブルがあって完走できなかったけど、後悔はないよ。少なくとも僕らはベストを尽くして、本当によいタイムを出してたんだ。もう1つはラリー・ニュージーランドだ。さっきも言ったけど、ソルベルグ、ローブ、ラトバラとの初めてのバトルだったんだ。初めてのラリー・ニュージーランド参戦で、僕らのキャリアにおいて勝利に向けて戦うことができた大事なステップだった。

最悪のラリーの思い出は・・・やっぱりキプロスだよ。そこでは、ちょっとつらい時間があった。複雑で風が強いラリーで、ステージ自体もあまり僕の好みじゃなかった。それに、僕は大ポカをやらかしてしまったんだ。レッキで道を間違って、違う道のノートを作ってたんだよ。その道は後でコースと交わるんだけど・・・僕らはレースまで気付かなかったんだ。「全開右・クレスト」とコールしたんだけど、そこにはマーシャルの4駆が止まっていた・・・今後のキャリアにも汚点を残したよ。

※間違ったノートのために、ジャンクションで逆に行ってしまったオジェ&ジュリアンの動画
WRC Cyprus 2009 Ogier overshoot the junction



来年もオーダーがあるの?
ーScrapper Motte

来年のオーダーがあるかって?どんなときでも命令はあるよ。チームを尊重しなければならないという意味のことが契約書に書いてあるんだ。これは普通のことだよ。来年の目的については、僕らのボスに聞いてよ。

ワールドチャンピオンは正当なものだと思う?それともあなた達がスローダウンしたおかげだと思う?
ーAnto Monconduit

Anto、ワールドチャンピオンは正当なものだよ・・・。今年はあとスペインとイギリスが残っていて、その2戦はまだわからない。ローブがチームにとって優先されるとプレスの前で言われたことは知っている。だから、僕らはラリーに集中するようがんばるよ。その後はどうなるか様子を見てみよう。

あなたは、フィンランドの雰囲気、緊張、プレッシャーはほかのラリーとは異なると言ったけど、それはなぜ?
ーChris

Hi、クリス。フィンランドは、リスクをおわなきゃいけないラリーだから、特別なんだ。どこも高速でゆるめることができない。常にスピードを保ってないといけない。それにもちろん、ストレートだけでなくカーブですら、ジャンプする箇所があるんだ。経験が必要とされるラリーだから、毎年、ノート、車のポテンシャルへの理解、ドライバー、コ・ドライバーとしてのポテンシャルを改善していく必要がある・・・そしてそこでは、クルー全員がプレッシャーを感じるんだ。だけど、フィンランドでは、皆が集中していて、マキシマムの能力を引きだそうと努力している点で、かなり違った雰囲気を感じるよ。ミスをしないことが重要で、ある意味危険もあるし、特に勝ちたいし、ステージ間の違いが少ないという点でターマックラリーとも似ている。ラリーフィンランドでは、体調を整えてメンタルも強くないとね。

ーーーー
まだ続きます。多分、次でラスト。

追記:
その4はこちら

2011年10月25日火曜日

ジュリアン・イングラシアの何でも聞いちゃって -その2

前回の続きです。なにせロングインタビューなのと、Google先生頼りの仏語→英語訳+仏語の辞書と格闘しながらの和訳なのですー。時間かかるし、間違ってたらごめんなさい。意味がどうしてもわからないところは、適当にごまかしてます(汗)。


第1回はこちら



BPSを3語でまとめられる?
BPSがスポンサーになってから数年一緒にやってきて、いつも素晴らしかった。もし3語で要約しなきゃいけないなら、こう言うだろうね。敏感な人々がいて、情熱があり、僕らのニーズに答えてくれる。だから、満足してるよ。



最初のオフィシャルシーズン、どのように過ごしてきた?
今年が最初のオフィシャルシーズンで、シニアチームというわけだ。だけど、2009年と2010年も過ごしていて、ミスをしたりシステムがどう動くのか学ぶ時間をもらっていた。いまは、シトロエン・レーシングで「オフィシャル」ドライバーだ。道の脇で彼らを見ていたときから、それが夢でもあった。すごく厳しいし、ミスも許されない。また、メディアのプレッシャーや、カメラに対しても慣れなきゃいけない。いま自分ができているのかわからないけど、どんなときでも、仕事の一部なんだ。それでも、楽しいこともある。僕らが所属するブランドの代表というわけだし。それに、僕らが経験しているものを少しシェアできるのは素晴らしいよ。僕らはとても愉快な冒険をしているって知っているからね。



コ・ドライバーのモデルは誰?あなたの指導者は?
僕には指導者やモデルはいないよ。ぼくは、頂点に偶像を抱いたりする人間じゃないんだ。でも、ここ数年、いろんな人に会う機会があった。また、ダニエル・エレナやJean-Paul Chiaroni、Gilles de Turckheimは僕のキャリアの早い段階で、よいアドバイスをくれた。この世界とシトロエンにやってきてからはダニエルが助言をくれたし、Jean-Paul Chiaroniはコツやミスを犯さないためのやり方を教えてくれた。それから僕は、最善、あるいは少なくともよいやり方を取ろうと努力している。どんな時でも、仕事には手順があるし、リズムをキープするんだ。



ダニエル・エレナといえば、あなたは、コ・ドライバーはドライバーとは脳みそが違うと思ってる?
ダニエルが前にそう言ったのは確かだよね。ドライバーとコ・ドライバーは、違う能力なんだよ(笑)。だから、ドライバーは気にしてないと言えるよ。だけど、コ・ドライバーはノートを読むだけじゃなく、時間調整やレース中に起こりうるあらゆることを考えなきゃいけない。コ・ドライバーはレッキからポディウムまで、100%なんだ。そして、ドライバーはステージで200%のベストコンディションを出さなきゃいけない。

あなたは、いまのポジションを想像していた?
それは、自分でもよく思う質問だよ。あっという間だったから。僕はカタロニアやモンテカルロのステージの端で、ラリーを構成している人々を見ながら、考えていた。そして僕らは、仲間ととてもよい時間を過ごした(※この答えの前半部分、Google翻訳がちょっと怪しいかも)。僕は正直に言って、想像していた人生が実現するとは思ってなかった。だからこれは100%を傾ける大冒険だし、忘れられないものだよ。


ラリーで怖いと思ったことはないの?

ないよ。恐怖はないんだ。セブを本当に信頼しているから。彼は僕のノートを聞いていて、僕は自分の仕事に集中する。それ以外ないよ。クレージーにならず、鋭くあらねばならない。少し不安なラリーもある。例えば、コ・ドライバーとして大都市での新しいラリーへの一般的なアプローチとか。ミスしないよう、仕事の面で少し危惧を抱いたりもする。それからステージでも、特にフィンランドがそうだけど、大きな競技でリスクも負う。だけど怖くはないんだ。より興奮するし、素晴らしいよ。


フランス選手権を追いかけてる?
うん。フランス選手権を見ているよ。もちろん、専門誌も読んでる。僕らは競技が多くて長い間留守にしているから、細かく追うのは難しい。だけど、グラベル選手権、ターマック選手権はずっと見てるよ。

フランスチャンピオンになるのは誰だろう?
僕らがボラン206を出てから長いけど、そこでよい思い出があるし、特にJeremi Ancianと同じチームで過ごせたのは楽しかった。彼とは連絡を取っているし、楽しい人だ。当時、僕らに厳しい時を与えた人物でもある。彼は才能があり、相応しい人だ。だから彼のために祈ってるよ。


あなたが好きなラリーは?
僕の好きなラリーは、ニュージーランドだよ。セブもよい思い出を抱いてると思う。バンクがついたコーナー、すごく滑りやすい路面のステージで、全集中しなきゃいけないすごいラリーだ。だけど、太平洋岸の景色はとても美しい。ほかの風景も、少しエキゾチックだ。地球の反対側で移動が長いから、ちょっと夢でもあった。素晴らしかったし、何よりも昨年は、僕らが初めて勝利に向けてファイトした素晴らしいラリーだった。僕らはフィニッシュの3コーナー手前で1位から数秒落ちて、2位でフィニッシュした。また訪れたい国だよ。2012年のカレンダーにあるから来年行ける。


C4 WCR?それともDS3 WRC?
WRCではC4とDS3に乗る機会があった。かなり異なる車だよ。知っての通り、レギュレーションも変更があった。例えば、2リッターターボから1.6リッターターボに変わった。他にも技術的な変更が多数あった。C4は先進的でパワフルで高トルクで、重大砲って感じだったよ。DS3はたぶんトルクが少ないけどより鋭敏で、それにシーケンシャルパレットから、レバーシフトに戻った。少し敏感で、少し神経質だけど、より活発な車だ。僕はC4との素晴らしい思い出があるし、DS3でもよい瞬間があった。少しバンピーで高速なところでは、よかったよ。


セブ・オジェはいつワールドチャンピオンになれる?
なぜ? 今年、僕らに賭けたの?(笑) 様子を見なきゃ。現在の通りだよ。あなた達もニュースを追いかけてるよね。今年の終わりまで命令があるから、秘密なんかない。より好ましい状況にいてチャンピオンシップをリードしているのは、僕らのチームメイトだ。ラリー・アルザスやオーストラリア、ドイツでも見たように、ラリーではいろんなことが起きる。僕らがやることは、成長することだよ。それから、僕らに幸運があるか見てみよう。


ーーーー
怖いと思ったことはないのか・・・。2人の信頼関係に感動! そもそも、怖かったらそもそもラリーなんてやってられなさそうだけど・・・。でも、この人達って頭のネジが飛んでると思う(汗)。

一番お気に入りのラリーは、ニュージーランドみたいですね。モンテカルロでもフィンランドでもなかったのか。昨年、初参加ながら最終ステージまで優勝争いを繰り広げましたし。フィニッシュの直前でミスして、優勝はやっくんでした。

そして、ジュリアンへの質問は、まだまだ続きます-。盛りだくさん!

ちなみに、ジュリアンが来ているTシャツ、「極度乾燥(しなさい)」のやつだ・・・。
海外だと人気みたいですねー。私たちからすると、妙ちくりんな日本語や漢字だけど。


追記:
その3はこちら
その4はこちら

2011年10月24日月曜日

ジュリアン・イングラシアの何でも聞いちゃって-その1

フランスのBPS racingが、先日ジュリアンの独占インタビューを行ってました。約30分にわたるロングインタビューです!!!!  これまでの経歴から好きな食べ物、金髪かブルネットか?来年以降のことについてなど、質問が盛りだくさん。

インタビュー動画

Interview Julien INGRASSIA - BPS RACING 投稿者 BPS_RACING

なんという貴重なインタビュー。でもフランス語なので、わからない/(^o^)\
が、なんとテキストを入手できた!!!! これで勝つる。
それをさらに和訳してみました。Google翻訳と、フランス語の辞書を引きながらの和訳なので間違ってる部分あるかもですが・・。
かなり長いので、何回かにわけて投稿します。

ジュリアン、今週末ラリー・カルダベルに参加したけど、どうだった?
今週末は、僕にとって2度目のラリー・カルダベルで、ラリーを運転するのも2度目だった。素晴らしい経験だったよ。何年もセバスチャン・オジェの隣に座っていたから、幸運にも、ブレーキングやペースノートの作り方についてはちょっと知ってたからね。僕のコ・ドライバーThomas Delardと一緒に楽しんだよ。僕らはC2 R2 MAXに乗ってジャンプやドリフトを味わったんだ。僕のレベルでも、とても楽しかった。素晴らしい週末だった。ラリーの目的は、楽しむことだった。すべて特別だった。残念ながら、小さなメカニカルトラブルでリタイヤしなければならなかったけど。来年も参戦しないわけがないよね?

どんな経緯でラリーを始めたの?
僕の道のりは、2002年にモンペリエで始まったんだ。ラリー・デ・セベンヌで306に乗り、初めてコ・ドライバーをやった。初のラリー、初の経験だったけど、衝撃的な経験だったよ。11月のセベンヌは特別なものだった。天気、夜のスペシャルステージ、全体の計画、とても素晴らしいものだったよ。初めてだったから、仕事についての知識があまりなかった。そこで、親友のGilles de Turckheimが助けてくれた。彼はすでに少し経験があって、基本的なことを教えてくれた。あるステージでボンネットが開いてしまい、僕はロープを車に付けて出て、ロバみたいに車をひっぱろうとしたよ・・・。幸い、僕のドライバーはそれをやめさせるアイデアを持っていたから、その後はいくぶん楽だったよ。
その後、友達とナビゲートする2年の移行期があった。僕らは主にターマックの地方ラリーに出ていた。2004年にはボラン 206に昇格した。それからは少しずつ経験を得て、何人かのドライバーと組む機会があった。記録というよりは、いろんなケースで何とか競争力のある結果を残せた。2005年の終わりにセブ・オジェがラリー・ジューヌの最終選考に選ばれた。僕はその近くに住んでいて、ラリー・ジューヌが将来のよい道しるべになるだろうと考えた。セブがラリー・ジューヌで選ばれ、僕はプジョーに彼のコ・ドライバーになりたいと申込み、セブとの冒険が始まった。そして今に至る。

ラリーをしていなかったら、何をしていた?
よい質問だね。人生にラリーがなかったら、何をしていただろう? 僕の人生の早い段階でラリーがあった。20歳のときにラリーにとりつかれ、ずっとやってきたから。ラリーへの情熱は、すごく急速に大きくなったんだ。以前は、フェンシングを少し、それにマウンテンバイクをかなりやってたよ。マウンテンバイクは大好きだった。もう戻るのは難しいけど。モータースポーツがずっと僕をひきつけているんだ。通らなかった道のことは正しく言うことはできないけど、若いときにラリーを経験できたことが、本当に素晴らしいことだった。ずっと素晴らしい記憶として残るだろう。

ラリーのキャリアを始める前の職業は?
ラリーの経験を始める前は、2年間コカ・コーラで働いて、1年マテルネで、そして1年はシトロエンの販売で働いた。それから、シトロエン・スポールと契約したんだ。

ラリー以外では、何をしている?
自分のための時間がすごく少ないのは、確かだ。それでも、数日は家族や友達に会うことができる。少しマウンテンバイクに乗ったり。それから、今週末はカルダベルに出たり。結局は、少しでも時間があったら車でレースするのが最高なんだ(笑)。

出身はどこ?
南フランス、エクス・アン・プロヴァンスの近くで16年過ごした。それから、進学や仕事のためにモンペリエ、ベジエ、アレスに住んだ。

独身?ブロンド?ブルネット?
うん。独身だよ。ブロンドかブルネットかは、決めてないよ(笑)

1年のうち、何日間、家を離れているの?
このレベルのラリーは競技以外にも、たくさんのテストがあるんだ。それにプロモーションの仕事もあるから、1年に250日くらいだよ。250日も家で眠らないのって、実際奇妙だよ。

好きな食べ物は何?
好きな食べ物・・・いつも世界中を旅しているけど、それでもフランス料理に戻るよ。しばらく食べてないけど、フォアグラのマンゴー添え、バルサミコを加えたものがお勧めだよ

ーーーー
インタビューはまだまだ続きます。
今後の質問ラインアップ
・理想のコ・ドライバーは誰?
・好きなラリーはどこ?
・セブとのベストの思い出・最悪の思い出は?
・C4 or DS3?
・女性ファンをひきつけてるみたいだけど、それについてどう思う?
・コ・ドライバーになり人へのアドバイスは?
・ラリー・フィンランドの緊張やプレッシャーは特別だって言ってたけど、ほかのラリーどう違うの?
などなど。待て、次号(笑)!

追記:
その2はこちら
その3はこちら
その4はこちら

2011年10月23日日曜日

ヒルボネン、オジェの代わりにシトロエンか?

 

フランスのスポーツ紙レキップが、オジェ君のシトロエン離脱がほぼ確実だという記事が載ってるそうです。

ソースは、そこから引用しているEurosport(仏)の記事から。Google翻訳の英訳を元にしてるので、間違ってたらごめんなさい。

Hirvonen à la place d'Ogier chez Citroën?
http://www.eurosport.fr/rallye/hors-piste/2009/hirvonen-chez-citroen_sto3000504/story.shtml

Google翻訳の英訳
レキップによると、セバスチャン・オジェは2013年まで契約があるものの、ほぼ確実にシトロエンを離脱し、フォードかフォルクスワーゲンに移る。シトロエンは、フォードとの契約が切れるミッコ・ヒルボネンを獲得するようだ。

セバスチャン・オジェは、セバスチャン・ローブのワールドタイトル連覇のために道を譲らなければならなかったことに落胆している。2013年まで契約があるものの、フォードとの契約がほぼ完了していると見られる。フォルクスワーゲンも、ローブを獲得しようとした後、オジェに目を向けている。シトロエンは、チャンピオンシップ2位でフォードとの契約が切れるヒルボネンを狙っている。

チームからの公式発表はないが、否定もしていない。オジェのマネージャーのキム・バタネンは、「ミッコのシトロエン入りはぼぼ決まっていると思う」と述べた。ヒルボネンの代理人ティモ・ヨウキは、ヒルボネンとシトロエンの交渉を認め、「ひとつ確かなことがある。オジェはシトロエンを去る」と述べた。シトロエンはラリー・グレートブリテンの後に正式発表をする予定だ。

2011年10月22日土曜日

sport24.comインタビュー

 sport24.comに、ジュリアンのインタビューが掲載されています。が、フランス語。Google翻訳で英訳したものと、フランス語の辞書からの和訳なので、間違ってたらごめんなさい・・・。

Sébastien n’a jamais pété un câble
(セバスチャンは決して切れたりしない)
http://www.sport24.com/auto-moto/rallye/actualites/sebastien-n-a-jamais-pete-un-cable-509919

google翻訳 

スペインでのレッキの後、ジュリアン・イングラシアのインタビューを行い、セバスチャン・オジェとの関係、そして2011年シーズンの論争について聞くことができた。

ジュリアン、どんな経緯でセバスチャンと出会ったの?
ストーリーは、2005年の終盤から始まるんだ。セバスチャン・オジェはラリー・ジューヌ(※若手ドライバー育成プログラム)で最終選考に選ばれた。僕はその近辺に住んでいたので、よいきっかけになるかもしれないと思ったんだ。セバスチャンのコ・ドライバーになりたいとプジョーに伝えた。彼らは同意してくれた。僕はアルプスの彼の家に会いに行って、よい感触をえた。2006年の4月、僕らのコラボレーションが始まった。

彼との関係はうまくいってる?
最初は、僕らの関係はわざと作られたものだった。だけど、流れはすぐによくなったよ。僕らは、ラリー・ジューヌは賭けるにはよいカードだって知っていたし。僕らは次第に友人になったんだ。

ドライバーとコ・ドライバーは、よい関係を築くために友達になる必要があるの?
必ずしもそうではないよ。それに、WRCで今起きていることを見れば、そうじゃないクルーの例があるのもわかるよね(笑)。だけど、僕らは1年に200日以上も家を離れて競技に出ていて、ほとんど1日中いっしょにいるんだ。相手を理解できなかったら、地獄だよね。僕らは2人のキャラクター間によいバランスを見つけられたから、ラッキーだよ。

オジェのキャラクターについてだけど。僕らは、彼が頑固だって知っている。彼がシトロエンのチームストラテジーを批判したとき、あなたはどうするの?
コ・ドライバーの役割は、ただノートを読むことだけではないということを理解していなければならない。僕の仕事は、セバスチャンが100%ドライビングに集中できるようにすることでもある。僕は彼のコ・ドライバーだし、彼が何か言ったときは、僕は彼と議論することをためらわない。だけど、これらの話はレースの状況に基づいて考える必要があるよ・・・。

今シーズン、セバスチャンとあなたのメディアへの露出についてはどう思う?
注目を浴びるのは、2人にとって新しい経験だよ。最近は僕らの武器についてコミュニケーションを取らなければならなかった。森の中を時速180kmで走る車の中にいるってことは、ものすごいリスクを背負っているということを知ってほしい。ステージを終えてくたくたになっているときに、チームの作戦があると知る。興奮して、言葉を見つけるのが難しいこともあるよ。メディアはあることを書きたがる。スポーツでも、政治のような他の分野と同じだよ・・・僕らは対処しなきゃいけない。セバスチャンは後でちゃんと答えている。彼は発言をひっくり返さない。だけど、メディアに対しては、ワインを水で薄めなきゃいけないね(※言葉を選べってことかな?)

競技中に緊張が走ったことはある
いいや。彼は決して切れたりしないんだ(笑)! 口調が上がってきたときは、その全体を知らなきゃいけない。セバスチャンは、誰よりも計算ができる人で、起こっていることを常に分析できている。キプロス・ラリーをのぞいては。レッキで、僕らは間違いをおかし、SSでも同じミスをしたんだ。時速140kmで飛び込んだら、僕らの目の前にマーシャルの4駆が止まっていた。ギリギリかわすことができたけど。僕はノートに集中していて、ほとんど見ていなかった。セブはすごく興奮していた。その後は、彼は出かけていって、ほとんど落ち着いたよ。僕は、週末全体を振り返るほうがよかったね。この話をしたけど、これがいつもってわけじゃないよ! 僕らはお互いを信頼しているし、信頼関係を覆すような出来事はこれまでないよ。

スペインでの目標について教えて。ローブは、今週末戻ってくると言っているね。シトロエンのポジションも理解できる。あなたたちはスローダウンするってこと?
(※ この部分、Google 翻訳でもあまりうまく訳せてませんので、違う意味だったらすみません)
いいや。目的は、ヒルボネンとシトロエンの戦いなんだ。1台に対して2台の戦いだ。もう1台がギャップを広げるために、1台がブロックする。もしローブをパスしなければならないことがあるなら、ラリーの終わりだよ。だけど、最近のレースではいろんなことが起きているから、何があるかわからないね。
ーーーー
今シーズンは、ただ速いことだけでなく、ローブとの関係やシトロエン内でのチームオーダーに関して良くも悪くも注目を浴びているセブ&ジュリアン。一生懸命走ればよかった昨年までとは状況も違うのでしょうね・・・。

メディアに対しても赤裸々に語るセブをフォローするジュリアンがけなげ・・・。
2009年のキプロス・ラリーは、オジェ&ジュリアンにとってかなりつらいラリーだったようです。 レッキで道を間違っていたのに気付かず、ステージでも道を間違ったという・・・。そしてステージでもミス連発だったのでした。

WRC Cyprus 2009 - Ogier's nightmare stage(オジェの悪夢のステージ)

2011年10月21日金曜日

イングラシア、運転でオジェを感心させる

先日、フランス国内選手権のラリー・デ・カルダベルにドライバーとして参加したジュリアン。惜しくも完走はならなかったけど、よいタイムを出したようです。それにはオジェ君も感心したとか。wrc.comにジュリアンのインタビューが掲載されていました。
Ingrassia impresses Ogier behind the wheel
(イングラシア、運転でオジェを感心させる)
http://www.wrc.com/news/archive/ingrassia-impresses-ogier-behind-the-wheel/?fid=15594
エースナビゲーターは、モンペリエの北で行われたラリー・デ・カルダベルに参戦した。彼は、最終ステージフィニッシュの3km手前で、メカニカルトラブルのために完走できなかったが、彼のタイムとジャンプシーンの写真がオジェを感心させたと述べる。
「昨年僕が、別のドライバーと一緒に出ることになったとき、セバスチャンは僕のことをすごくからかったんだ。僕のコ・ドライバーになりたいか彼に聞いたとき、答えはもらえなかったけど、NO!だってわかるよ」

「今回、空中高くジャンプしてるところとか、よい写真を何枚かセバスチャンに見せることができた。それでいくらか尊敬が得られたよ」
イングラシアは、Thomas DelardのナビゲートでシトロエンC2 R2 Maxに乗り、シートのスイッチを楽しんだと語った。

「2度目のラリーとしては、それほど悪くなかったよ」
「ブレーキを強く、まっすぐに踏まなければならないことを、セバスチャンから学んだ。ペースノートは、確実にアドバンテージだったね。特に日曜の霧の中では。僕は自分のペースノートを信じていたから、いくつかよいタイムを出せたよ」
将来もほかのラリーに出るかどうか聞かれ、「またやるだろうね。でも遊びのためだよ。グラベルラリーだろうね。ターマックラリーでは自信が持てるかどうかわからないから」と答えた。

オジェは、「正直に言って、彼のタイムには驚いた。去年からものすごく良くなっている。ラリーの前に、僕のウェブサイトで彼について少し取り上げて、もし彼をラリーでフォローするには、最終のタイムを見なければと言ったんだ。だけど、彼は悪くなかったし、楽しんだようだ」と語った。
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ジャンプの写真は、ジュリアンのFaceBookに掲載されています
http://www.facebook.com/photo.php?fbid=10150365991343728&set=pu.43233413727&type=1

運転席に座るジュリアン
http://www.facebook.com/photo.php?fbid=10150365986563728&set=pu.43233413727&type=1

【2011ラリー・ド・フランス】ラリー・ラジオインタビュー

ラリー・ド・フランスで優勝を決めた後、ラリー・ラジオのコリンがジュリアンにインタビューしていました!

音声はこちら

コリン パルドン(フランス語ですみません)、ベックス。ジュリアン・イングラシアです。ジュリアン、お疲れ様。今週末はプレッシャーもあったでしょう。でもうまく対処したよね。すごく冷静だったよね。

ジュリアン うん、僕らが背負ってたプレッシャーはわかるよね。ミスをせずに確実に走れたから、よかったよ。とても難しかったけど。素晴らしい勝利だったよ。セブ・ローブが僕らと争わず、連勝できなかったのはシトロエンにとって残念だったね。だけど仕方ない。僕らが今週末勝った。すごくうれしいよ

コリン チャンピオンシップで勝てる?

ジュリアン ・・・

コリン いつタイトルを取れるの?

ジュリアン ジョーカー

コリン ジョーカー(笑)。どういう意味?(笑)。お疲れ様、お疲れ様、ジュリアン(笑)

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フランス人の友人が教えてくれたのですが、「ジョーカー」は「答えられない/答えたくない」ときに使う表現だそうです。

2011年10月11日火曜日

【2011ラリー・ド・フランス】ラリー後記者会見

DAY1でエンジントラブルにより、まさかのローブ、リタイヤ。シトロエン1台のみとなったオジェ&ジュリアンには、ぜったいにミスが許されない状況に。
参戦4戦目のミニ、ソルドがラリーをリードしつつも、オジェもトップを狙える位置に付けて大接戦を繰り広げます。結果的に、オジェ&ジュリアンが優勝。多大なプレッシャーに負けず、フランスでの勝利を手にしました。

優勝セバスチャン・オジェ/ジュリアン・イングラシア
2位 ダニ・ソルド/カルロス・デ・バリオ
3位 ミッコ・ヒルボネン/ヤルモ・レーティネン

※3位だったペターには、ラリー後に車両重量が4kg足りないという違反が発覚し、失格処分に。4位のミッコ以下が繰り上げ。



ジュリアンの質疑応答の内容
ジュリアン、プレッシャーについて話して。チームは可能な限りベストのポジションでフィニッシュするよう命令していたと思うけど。どうだった?
タイヤの中にプレッシャーをかけた人達から僕らの肩にプレッシャーをかけたボス達まで、プレッシャーがたくさんあったよ。大変な週末だったけど、素晴らしかった。ここフランスで勝てて、とてもうれしいよ。道にはたくさんの観客がいて、天気もよくてコンディションは最高だった。大接戦だったから、楽しかったよ。今週はすごくプレッシャーがあったけど、とてもよい気分だ。



車内での緊張はどうだった?
本当に接戦だった。毎ステージ、最初のコーナーから最後のコーナーまで常に戦いだった。車の中では、僕らは冷静になって優勝しようと努めた。だけど、簡単ではなかったよ。例えば、今朝のようにダニに対して少しタイムを失ったときなどは、動揺するよ。